路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

平和な日はトラブル注意!? 『エンジン警告灯』点灯。

とある路線を数往復する勤務の最終便。

「あぁ、今日も残り少しで終わりだぁ」

昼下がり、乗客は2-3人と
完全リラックスモードの私。

まぁ、トラブルはこんな日に限って
発生してくれるわけです(–;)

とある交差点での信号待ち。

(家に帰ったら何しようかなぁ)

(久々にお酒でも飲もうかなぁ)

(最近、太ったかなぁ)

こんな、どーでもいいことを考えつつ
ふと、メーター類に目を落とすと

『エンジン警告灯点灯!!』

(えぇーーー!?)

ちなみにエンジン警告灯とは

「エンジンチェックランプ」
「チェックエンジン」

とメーカーによって
呼び名は異なるのですが

「ちょっと様子がおかしいから
チェックとメンテナンスよろしく!」

エンジンがこう言っているわけです。

そのため、警告灯と言っても
赤色のマークではなく橙色なんですね。

さて、この警告灯が点灯する原因は
酸素・スロットル・点火系などの
各種センサーが異常を感じた場合に
点灯しますので警告灯が点灯すると同時に
エンジンが停止してしまうようなことは
ほとんどありません。

(まぁ、実際のエンジントラブルは
警告灯が点灯する前にエンジンのほうが
先に停止しちゃいますので焦りますが…)

そんな背景を知っていることもあるので
ランプが点灯しても

(うわっ、どーしよう???)

と焦ることはなく、
バスポケットのあるバス停で停車させ
営業所に連絡を入れます。

結局、整備の手配をしておくとのことで
そのまま運行継続となったわけですが
警告灯がつきっぱなしで運転するのは
どことなく落ち着かないですね。

それにしても

『バスって整備の頻度多すぎ!』

そう思います。

何十台もある車両が整備入りすることなく
全車揃って運行する日はあるのでしょうか?

ちなみに「エンジン警告灯」は
乗用車にもありますので
みなさんも参考に!

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