路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

menu

路線バス運転士こーくんのブログ

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

さて、2016-2017の年越しは
仕事にはまってしまったのですが
運転士の中には「出勤でいいよ!」
と言う方も大勢います。

正直、某ショッピングセンターの
新年初売り渋滞に巻き込まれたり、
不慣れな乗客による過払いが発生したりと
普段の乗務と異なるのも確かなのですが
全体を通じて道路は閑散としていますし、
乗客も少ないので「楽」なんです。

そんな中、昨日休憩室で話をしていると
2人の運転士が「過払いがあったよ」と
言っていました。

ちなみに「過払い」とは
その名の通り運賃を多く運賃箱に
入れすぎることです。

バスに使用される運賃箱は、
投入額を自動計算しておつりが出るタイプと
おつりが出ないタイプにわかれるのですが、
私の路線ではおつりが出ないタイプが
使用されています。

例えば、350円区間の場合、
ちょうどの金額を入れてほしいのですが
500円玉を運賃箱に入れて
おつりが出るのを待っている乗客が
たまにいるわけです。

これが「過払い(誤投入)」です。

愛知県では県内最大手の名鉄バスをはじめ
多くのバス会社が”おつりが出ない”運賃箱を
使用しているのですが、
実は、名古屋市交通局(市バス)は
“おつりが出るタイプ”の運賃箱を
使用しているので、
普段、市バスに乗る人が市バス以外の路線に
乗車すると過払いが想定されますね。

一応、私の営業所のバスには
「おつりは出ません」とわざわざ投入口に
書いてあるのですが効果は微妙です。

個人的にこのような「運賃箱事情」を
知っているので、
乗客を責める気は全くないのですが、
自分が乗務している”おつりが出ない”方法が
「全国共通」と勘違いしており、
誤投入をすると嫌な顔をする運転士が
いるのも実際のところです。

(まぁ、運転士も色々です)

と言うわけで、
この年末年始は「おつりが出ない」ことを
アナウンスに織り交ぜて運転しています!

でも、年末年始は空気輸送も多いので
数人しか乗車していないときの
アナウンスはなんだか寂しいですね。

では、今年もよろしくお願いします!

あっ、今夜は
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が
放送されるので録画せねば!!

LINEで送る
Pocket

関連記事

「優良バス会社への就職を加速させる」バス運転手総合サイト「バスギアターミナル」