路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

降車時にお金を運賃箱に投げ込む乗客の話

サイトをリニューアルして最初の乗務日誌です。

今までのブログはどちらかというとオブラートに包んで書いていた部分が多かったのですが、今後は多少の毒気も混ぜて書いていこうと思います(^_^.)

さて、今日は早番勤務です。朝は雨模様だったので「朝の便は遅れるだろうなぁ」と思っていたら案の定渋滞につかまりました。しかも、普段より渋滞も長く20分遅れでの運行。50名近くの乗客を背にさすがに疲れました。

「渋滞なんだから仕方ないじゃん」と言えばそうなのですが、降車時にお金を運賃箱に投げ込むイラッとした様子の乗客もいましたね。

運賃箱

このあたり(渋滞)がバス運転士をしていて辛いところでもありストレスを感じる部分です。

以前から書いていますが、道路を路線バスが走ると言っても法的に保護されている事は「バスの優先発車」「バス停前の駐停車禁止」「バスレーンの優先通行」と少ない反面、車内事故(急ブレーキの拍子に乗客が転倒してケガをしたなど)などリスクが非常に大きく割に合わないのが本音です。

さらに、乗用車の多くは路線バスを甘く見ていますので、路地や駐車場からの飛出しや無理な車線変更による割り込みは日常茶飯事。これらを想定して運転をしなければいけないため運転中の緊張やストレスはハンパありません。

事あるごとに、たった一人が移動手段として使用するマイカーより、50-70名が一度に利用する路線バスの在り方を検討して欲しいと思いますが、「安月給」を前にしてはこれらの要望は二の次かもしれません。

ちなみにアラフォーで二児のパパである私の場合、バス運転士になって3年目になりましたが年収は40歳の平均年収540万円(DODA調べ)には遠く及ばない400万円以下の運転士です。正直、年収は転職しているので仕方ありませんが基本給は安いと言わざるを得ません(>_<) 世間では"春闘"に関連して景気の良いニュースも聞きますが、バス業界は未だ景気の良い話とは縁遠いようです。

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