21Oct
「カルシウム」取れてますか?
と言うのも、
今朝の乗務はイライラモードでした。
(睡眠不足だし…)
(太ったしなぁ~)
なんて原因を考えながら運転しているだけ
イライラと言っても軽度なのですが…
さて、ラッシュともなると立っている乗客が
運転席の真横まで接近してきます。
真横に来る乗客が綺麗な女性だったら
指差し確認もテキパキ格好よくやるのですが
世の中、そんなに甘くはありません。
真横に来たのは60歳くらいの男性です。
その男性はバス停で待っている時から
何やら本を読んでいるのがわかったのですが
乗車して運転席の横に来ると
それが”漫画”であることがわかりました。
(なんだ、小説じゃないんだ~)
『高齢者→書斎→小説』
と言う固定概念にとらわれていた私は
ちょっと呆気にとられたのですが
実はこの男性がイライラの発端です。
立っている乗客が急ブレーキなどの
衝撃で転倒してケガをする車内事故。
事故防止。
と、言うより自己保身のために
「お立ちの方はお近くの手すりを…」
と、毎回アナウンスを入れているのですが、
この男性は何度アナウンスを入れても
手すりに寄りかかるだけで
漫画を読み続けます。
「申し訳ないですが、手すりを…」
真横なのでピンポイントで
お願いしても良かったのですが
『乗客にお願いした』
↓
『運転士に怒られたと勘違い』
↓
『営業所にクレームが入る』
↓
『運転士が怒られる』
こんな理不尽なことが
“起こり得る”世の中ですので
アナウンスだけ入れることに…
結局、その男性が降車するまでの間に
アナウンスした回数は4回。
4回すべて無視と言う結果に
私のイライラバロメーターは最高潮です!
「欽ちゃんの仮装大賞」でおなじみの
得点ボードで言うと合格ライン突破!
って感じですね(-_-;)
と言うわけで、降車時は
「ありがとうございました!」
ではなく、
「どうぞ~
(僕の運転するバスに二度と乗るな~)」
と、心の中で舌を出したのでありました。
正直、お客様と言えども、
これで車内事故が起きれば
私の免許は減点され、
通院費など民事的な問題に発展し
下車勤が待っているわけですから
割に合わないのが本音です。
…でも、「カルシウム不足かな?」
とも思うのも本音です(-_-;)