路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

路線の達人!?

実は、この秋から”副班長”と言う
ポジションに昇格しました!

副班長と言っても
普段の運転は一人なので特別なことを
するわけでもありません。

ただ、ミスや事故を自ら起こしてはいけない
と言う変なプレッシャーを感じています。

さて、副班長になると
勤務のローテーションが多少変更されます。

いつもはシニア運転士が専属で乗務している
路線がローテーションに含まれるため
今日は久々に横乗り(教育)です。

新人の頃は、先輩の顔と名前が一致せず
毎回ドキドキしたものですが、
さすがに4年も経過すると
そういうドキドキ感はありません。

ちなみに、今日教えてくれるのは
いつも専属で乗務している早川さん。

「副班長!? 大変だねぇ。」

早川さんは気さく&話好きな方で
回送から雑談モード全開です!

もちろん、

「あの路地は結構飛出しが多いから…」
「このバス停は乗る人が多いから…」

と言う運行情報も教えてくれるのですが
それ以上に…

「あのラーメン屋は美味しいよ!」
「このバス停で乗る女性が…」

など

「なんで、そんなこと知ってるの???」

と言う情報まで教えてくれる
その路線の”達人”でもあります。

しかし、それ以上に驚いたのが、
実車でのコミュニケーションです。

乗降時と言うわずかな時間ですが、

「おはよ。気を付けてね!」
「今日は病院?」
「行ってらっしゃい!」
「今日は車掌さん(私)がいるんだね。」

など、運転士と乗客で自然と会話が
生まれるのには驚かされました。

普段は駆け込み乗車や不正乗車など
何かと忙しい路線に乗務しているので
のどかな光景を見て

「やっぱり、路線バスってこうだよね!」

と、しみじみ。

私もそうですが、
恐らく、路線バスの運転士に転職する方も
このようなイメージに憧れている
側面があるのではないでしょうか?

まぁ、最近はすっかりのどかな路線とは
無縁になってしまい心が荒んでいますが、
この路線に乗務すると癒やされるような
気がする今日この頃です。

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