路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

バス運転士に多い「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」の話

先日行われた健康診断の結果が手元に届きとりあえず「異常なし」の所見に少しほっとしている今日この頃です。と言っても、生活習慣病は「治療中」で問診票を提出しているので、この項目以外で「異常なし」と言う意味になりますが・・・

さて、バス運転士をしていて「事故」と並んで怖いのが「健康」など体調に関することです。

最近、「運転士が意識を失い、乗客がハンドルを操作して事なきを得る」と言うようなニュースが散見されるように、運転士の健康は安全に直結しますからお客様に『安心』を提供するためにも、運転士の健康管理は重要です。

ちなみに、サラリーマンなど多くの企業は年1回の健康診断で済むのですが、バスの運転士は深夜勤務(22時-5時)が含まれるため「労働安全衛生法」により年2回の健康診断が義務づけられています。

ここで気になるのが結果がもとで乗務を外れるか否かです。

健康診断で「異常」が出た場合、乗務に関して医師の意見(乗務の可否や配慮など)を聞くことが「労働安全衛生規則」や「事業用自動車の運転者の健康管理に係るマニュアル(国交省)」により義務づけられていますが、「医師から入院を勧告された」のようなケース以外、乗務から外れることは極めて稀で、多くは通院や薬物療法で済んでいる状況です。

以前、NHKの「クローズアップ現代」でバス運転士の健康問題がクローズアップされましたが、運転士に多い病は「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」「肥満」だそうで、「放置すると血液の流れに障害をもたらし、脳や心臓の疾患につながる、死の四重奏といわれる症状・・・」などと紹介されていました。

私自身も生活習慣に関するものは薬物療法で治療を続けている状況で、乗務に制限は設けられていません。が、意思が弱いこともあり生活習慣をガラッと変えるまでには至っていません(汗)

しかし、私の周囲には「毎週病院に通わなければいけない人」「かつて二次検査がもとで入院を余儀なくされた人」なども実際にいますので、健康に関して真剣に考えないといけないかもしれません。

特に、事故のリスクも去ることながら、乗務を外れると給料など生活にも影響しますからね。

みなさんもご自愛ください。

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