路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

中休は拘束時間にすべし!

今日は大雨の日本列島でしたね。愛知県の雨のピークは早朝でしたがお昼にかけて急速に天気が回復し、蒸し暑かったです。

さて、ここ数日、中休勤務や通しが続いていたので少しお疲れ気味です。

ブログやメルマガで再三書いているのでご存知の方も多いと思いますが、バス運転士の勤務形態のひとつに「中休」があります。「中間解放」「中抜け」「中憩」など呼び方は事業者や個人によって異なりますが、これが結構ハードなんですね。

例えば…

●1日目
5:35~10:35(中休)16:35~20:35

●2日目
5:10~12:35(中休)15:40~21:50

●3日日
6:00~18:00

●4日日
4:30~13:55

こんな勤務パターンがあるわけです。

中休は自宅に帰ってもいいですし、会社の仮眠室で休んでもいいですし、時間の使い方は自由です。要するに「ながーい休憩」なわけですが、一日の仕事を終えて翌日までが8時間しかないことが多いので、言うまでもなく睡眠不足に陥ります。

そのため、「睡眠不足は中休で補う」と言う風潮がありますね。

今日は上図で言うところの4日目の例なのですが、お昼過ぎに帰宅してメルマガを書こうとしたら見事に爆睡してしまいましたZzz…

それにしても、中休って拘束時間に含まれないんですよね。

なので、1日目の例だと、5:35~20:35の15時間拘束ではなく、5:35~10:35(5時間拘束)+16:35~20:35(4時間拘束)=合計9時間拘束となるわけです。なんか、事業者都合丸出しの方法なのですが、法律上、問題ないんですよね。

中休手当など給与によって救済している事業者もあるのですが、金額は微々たるものなので「心身を拘束する価値に値する金額ではない」のが実際のところだと思います。

もし、全国規模のバス運転士が加盟する労働組合があったら『中休は拘束時間にすべし!』って要求するでしょうね。

まぁ、そんな夢をみつつ明日の乗務もがんばります!

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