路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

えっ、もう一回点検するの?

今日は「七夕」ですね。

言葉の響きは涼しいのですが、
今日も蒸し暑い愛知県です。

さて、バス運転士はどんなに暑くても
毎日乗務前に車両点検を行っています。

これを「始業点検」などと呼び、

・タイヤの空気圧
・エンジンベルトのゆるみ
・灯火の確認
・オイル類の確認
・整理券発券器の用紙残量
・放送装置

など、10分くらいかけて行います。

この時期、
早朝出勤なら暑さも厳しくないものの
昼からの出勤だと数分で汗だくです。

基本的には車両回りを確認してから
エンジンを始動するのですが、
エンジンキーを回すなり

「ピーーーー♪」

と言う警告音が鳴り響きました。

新人の頃は

「何??」

と、目がテンになるのですが、
さすがに数年も経つと…

「また、空気圧かぁ」

と、瞬時に原因がわかるようになります。

ちなみに原因はエアタンクの空気圧が低い
ことによる警告音です。

バスやトラックなどの大型車はブレーキや
ミッションにエアを利用するのですが
エンジンを停止していると徐々に
漏れることがあるんですね。

例えば、ドアを開閉させるシリンダーや
サスペンション(エアサス)から徐々に…

とは言っても、漏れるのは微量で
夜間の長時間停車に伴って空気が抜けても
エンジン始動によってタンクに空気が充填
されますので出庫時には空気圧は適正値に
まで回復しているのが通常なのです。

しかし、この日はエンジンを始動させても
全然空気が溜まっていきません。

「えーーー!」

さすがにここまで来ると”重傷”ですので、
点呼者に報告して車両を交換します。

「せっかく、外回り確認したのに…」

ただでさえ汗だくなのに
予備車の点検でさらに汗が噴き出すので
ありました(-_-;)

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