路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

年下の先輩

去年から「副班長」と言う肩書きがつき
他の運転士を指導する機会が多くなりました。

まぁ、指導と言っても天狗になるのは嫌ですし、
もともと体育会系のノリが苦手なタイプなので
元営業マンらしく「優しく」「丁寧」に教えています。

さて、指導と一口に言っても
新人さんの面倒をみることもあれば
新しい路線を覚えようとする仲間が
乗務することもあるので
教え方も様々なのですが、
仲間に新しい路線を教えるときの方が
何かと気楽ですね。

そんな私も数年前に入社したときは
先輩から色々指導してもらったのですが、
一番恥ずかしかったのは
“年下の先輩”が指導役で
私が教育を受けていたときのこと。

とあるターミナル。

駐車場で休憩していると、
他のバス会社さんの運転士さんが

「こんにちはー、最近どうですか?」

と話しかけてきます。

よくある光景なのですが、
話しかけてくる相手は先輩ではなく私。

恐らく… 
と言うか間違いなく

「私が指導者で、先輩が新人運転士」

にみえたのでしょうね。

「いやー、まだ入って間もないんで…」

と私が言うと
ちょっと驚いた様子で

「そうなんですか。がんばってくださいね」

とエールをもらって去って行ったのですが
その後、先輩と私は顔を合わせて失笑。

まぁ、転職組だと
こんな誤解もよくありますよね。

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