16Jan
土・日曜日と雪に見舞われましたが
日曜日の午後からは暖かくなり
道路の雪も溶けるほどだったので
「月曜日は大丈夫だろう!」
と完全油断モードの私でした。
しかし、今朝は早番だったので
朝4時に起きて営業所に向かったのですが、
途中、アイスバーンが至る所に…
(実車、大丈夫かなぁ?)
(大渋滞かなぁ?)
そんな心配をしつつ営業所に到着し
いつも通り始業点検をするのですが
サイドミラーのフレームから
氷柱が垂れ下がっているのを見て
寒波の強さを痛感しましたね。
幸い、今日乗務した車両は
プレヒーター搭載車両だったので
暖房には苦労しなかったのですが
プレヒーターが無かったら極寒地獄です。
そして、水温が暖まった頃合いを見計らって
始発地点に向けて出発したのですが、
やはりアイスバーンに悩まされました。
時速30-40kmほどでタラタラ
回送していたのですが、
とある交差点で信号が黄色に変わったので、
強めのブレーキを踏むと
タイヤや周辺から「ゴゴゴゴ」と
滑る感覚が…
朝一でブレーキが効きすぎた
こともあるのですが
さすがにビビりましたね。
運転士が高血圧に悩まされる原因が
わかる気がします。
さて、こんな日に私がやっているのが
「ツルツルチェック」と
「試しブレーキ」です。
「ツルツルチェック」とは、
バスから降りて道路の凍結具合を
足を滑らせて確認することで、
「試しブレーキ」とは、
バスの周囲に人や車がいないときに
わざと強いブレーキを踏んで
ブレーキの効きを試すことです。
恐らく、乗用車に乗っている方でも
同じようなことをしている人が
いるかもしれませんが、
バスは乗客が乗ってしまうと
強いブレーキを踏むことができませんので
(これくらいのブレーキなら滑らないな)
といった感じで
スリップ具合を体感しておくわけです。
あくまで、私個人の安全対策ですが、
普段雪道を走ることはありませんので
やっておくだけでも
安心感を持つことができます。
幸い、実車がはじまると
アイスバーンも解消され
走りやすくなっていましたが、
「雪国の運転士ってすごいなぁ」
と思った今日この頃です。