3Jan
新年明けましておめでとうございます。本年も、本サイトをよろしくお願い致します!
・・・と言うわけで2018年最初の投稿になります。
今年は元旦と2日が公休になりましたので初乗務は3日でした。
最近、私の営業所では離職が加速しているので二連休取れるのは珍しいのですが、正月三が日は『休日ダイヤ』での運行ですから、稼働台数や稼働人員が少ないこともあり休日出勤になりませんでした。
同じように、二連休が土曜日と日曜日に重なるときも休日出勤の可能性は低いのですが、年始めからこんなネタになってしまうのも考え物ですね(笑)
さて、さすがに正月三が日は車内は閑散としており、ローカル線を担当した運転士は「暇だったよ」と語っていました。私の担当路線もやはり閑散としており楽だったのですが、この時期は乗車に不慣れな方の案内が多くなり、多くの乗客が一斉に降りる終点の駅ではその対応に追われてしまいました。
代表的なハプニングは誤投入(運賃が300円なのに、両替をせず500円玉を投入口に入れてしまう)です。以前から書いているのですが、私の乗務するバスは『両替式』なので投入口にお金を入れてもおつりは出ません。このあたりは事業者側の周知不足による部分もありますから、その都度「車内放送に支払い方法の説明を入れて欲しい」と思いますね。
この他、本来とは異なる行先のバスに誤って乗車される方も相変らず多いですね。こちらもその都度「経由地を通過したら方向幕に表示しないで欲しい」と思います。
例えば、みなさんが愛知県東海市にある「名和(なわ)」と言うバス停から知多市にある「朝倉(あさくら)」と言うバス停まで利用するとしましょう。
そして、到着したバスの方向幕が・・・
経由地「太田川(おおたがわ)」、行先「大江(おおえ)」と方向幕に表示されていたらどうですか?
恐らく、土地勘のある人や路線図や時刻表をしっかり理解した人なら乗らないと思いますが、経由地の「太田川」だけ見てしまうと乗ってしまいませんか?
そして、一番厄介なのが”側面”にある方向幕です。
この表示、「大江」と言う行先以外、すべて反対方面のバス停を表示しています。
おまけに、経由地の間に”矢印”が書かれているのですが、矢印部分が発光しないタイプだと夜は暗くて見えず、どちらから来たバスなのか瞬時に判別するのは容易ではありません。
実は、始発のバス停だとこのような誤乗車はあまりないのですが、途中のバス停だと停車時間が僅かしかありませんので、勘違いして反対方面のバスに乗ってしまうミスが多発します。
なので「慌てて乗ってくる」「方向幕を眺め、考えてから乗ってくる」このような乗客を見かけたときは、車内アナウンスで「〇〇方面です。△△には行きません!」などと誤乗車防止のアナウンスをしてから出発するようにしています。
正直、乗ったときに運転士に尋ねてくれれば良いのですが、遠慮して座席に座ってしまい、しばらくしてから目的のバス停に行かないことがわかり、慌てて尋ねに来る方が多いのが実情です。
とは言え、方向幕も不親切ですよね。
このような路線を運行するときは
と、経由地を通過したら方向幕から消すか、これから行く経由地を表示するのが誤乗車防止に役立つと思うのですが如何でしょう。
余談ですが、オリンピックを控え外国人旅行客も多くなりますから、多言語表示を交互に表示するなど、細かな部分を改善して行ったほうが良いかもしれません。
あと、このあたりは事業者によっては既に対応済みのところもありますのでご参考に。
※参考の路線図は名鉄電車のものですので架空です。