路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

小さな子供を連れて乗車する母親。ほのぼのとした光景だったのですが最後は…

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土曜日は平日とは異なり子供連れの乗客が多いですね。

普段から運転には気を付けていますが、小さな子供の場合は座席にしっかり着席できていないこともあるので、着席してからドアを閉める感じでいつも以上に余裕をもって慎重に運転するようにしています。

とは言っても、私も子を持つ親ですから子供を見ていると心が和みます。

さて、今日は母親と3歳くらいの女の子が乗車し後部座席に座りました。

土日にはよくある光景で、どうやら近くのスーパーで買い物を済ませたらしく買い物袋を持っての乗車です。バスを利用してくれるのはありがたいのですが、正直、「買い物袋を持って、しかも子供を連れての乗車って大変だよなー」と思いますね。

と、ここまでは良かったのですが、バス停を数個進んだ次の瞬間、スマホの着信音が車内に鳴り響きます♪

「誰?」とミラーで見渡すと、その母親がスマホを取り出しているではありませんか。さすがに通話はせず着信は拒否にしたようですが、拒否した後も度々着信音が鳴り響きます。着信→拒否、着信→拒否の繰り返しというわけです。

正直、間髪入れずアナウンスをするのもどうかと思いますので様子を見ていたのですが、母親はスマホ操作に気を取られてしまい、子供はついに靴のまま座席に立ち上がってしまいました。

「おいおい…、せめてマナーモードにして、子供の面倒見てよ!」

さすがに、これはということでアナウンスをしようか悩んでいたところ、次のバス停で降りて行ったので結果スルーとなったのですが、「なんだかなー」という微妙な気分になりましたね。

路線バスは鉄道とは異なり大きな衝撃(G)がかかりますので、急ブレーキを踏めば簡単に飛ばされてしまいます。それを知っているだけに運転も気を使うのですが、親御さんもそのあたりを理解してもらって子供の動向には気を付けてほしいと思います。

もちろん、他の乗客もいますので、スマホや携帯はマナーモードにしてもらい、子供が座席に足を上げるなら靴は脱がすくらいのマナーは”携帯”して欲しいものです。

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