13Feb
今日は夕方までの勤務でしたので夜は自宅でゆっくりしています。
と、言うわけで今夜は子供と久々に『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』を観て過ごしました。土曜日の夜に家族そろって過ごせるのはいいですね。(さすがにローテーションなので日によりますが…)
さて、今日のブログは完全に路線バスから外れますのでご容赦を…
と言うのも久々に観た仮装大賞に衝撃を受けたからです。
振り返ると仮装大賞は私が物心ついた時から放送されており、小学生のときには「みんなで仮装大賞出る?」と言う話題も出た思い出もある番組なのですが、数年ぶりに観た仮装大賞の感想は「つまらない」の一言です。
作品のクオリティも確かに下がった感があるのですが、何より「審査が甘く、基準がブレすぎて採点する意味があるのか?」と疑問を感じるほどでした。やっぱり仮装大賞と言えば欽ちゃんの「もう1点入れてあげてよ~」なんてセリフがお馴染みでしたが、当時は確かに審査に厳格さがあったように感じます。
観ている側も「これ、不合格だよな~」と思う作品は不合格になり、ゾクッとするような高クオリティの作品は得点ボードが一気に満点まで駆け上がり興奮するなど、作品のクオリティと審査に対するハラハラ感が面白かったですね。
それが今は子供や団体作品は必ずと言っていいほど合格ですし、「これ仮装?」と思える作品が満点になるなど仮装大賞と言うより”仮装披露パーティー”のような感じで採点は形式論のような感じですからメリハリがないですよね。
実際、Twitterを見ていると…
なんか最近の仮装大賞の審査甘くない?
仮装大賞じゃなくて、かくし芸じゃないかって感じのクオリティよね。
仮装大賞面白くないな 審査員の審査にムラがあるし、クオリティが低いし 昔のほうが凄かった。
と言うようなツイートを数多く見ました。
個人的にはしっかり採点して競争させないと向上心は生まれませんから、こういった審査のゆるさもクオリティを低下させているのかもしれません。もちろん、演技している側は真剣で努力されていますのでそこを批判する気はありませんし、「何か作品を作れ」と私に言われても作る自信はありませんので大言はご容赦を…
で、最近の”審査の甘さ”は実は審査員が5人体制から10人体制に戻った第86回以降が顕著なんですね。審査員が5人体制だった第85回は満点1組・不合格11組と厳格だったのですが、第86回で審査員が10人体制に戻った途端、満点15組・不合格3組と急に審査が甘くなったわけです。
これは完全に審査員の”キャスティングミス”だと思いますね。そこまで言わなくても審査員ごとの役割や価値観みたいなものが共通化してしまっていることが影響しているのではないかと個人的には思っています。
そう考えると、青島幸男さん・岡田眞澄さん・山本晋也さん・藤田弓子さんらが審査をしていた頃の仮装大賞は審査員ごとの役割(価値観)みたいなものがあり厳格だったように思います。なんだかそんな時代が懐かしく思えてならない今日この頃です。
と、今日は完全にバスネタから外れていますがたまにはいいですよね(-_-;)