路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

駆け込み乗車ならぬ「駆け込み降車」?

今日は全国的に暑かったですね。

朝9時頃からバス車内は常時冷房だったのですが、愛知県は25℃まで気温が上がったそうです。春を通り越して初夏の陽気です。

さて、そんな今日の乗務ですが平日はビジネスマンで賑わう路線が担当だったので、日曜日の今日はまったりとした時間を過ごさせていただきました。

このように余裕のある乗務はいいですね。ストレスも掛かりませんし運転に集中することができます。とは言っても、基本手順はしっかり行わないと事故につながりますので油断大敵です。

実際、今日も駆け込み降車(?)が1件ありました。

駆け込み乗車ならぬ駆け込み降車

とあるバス停に到着し降車対応をします。その後、車内ミラーを見ても降車しそうな客はいなかったのでドアスイッチを閉にした瞬間、座席を立ち上がる高齢客が!

慌ててドアを開位置にしたのですが、結局、単なる席移動だったようです。

こちらも「バスが止まってから席をお立ち下さい」と車内アナウンスをしていることもあり、「ドアを閉めるのがワンテンポ早かったのかな?」と、一瞬反省してしまいましたね(-_-;)

まぁ、実際は降車する前に運賃精算があるので駆け込み乗車とは異なり、ドアに挟まれる危険は少ないのですが、それでもヒヤッとしましたね。

さて、ドア操作ひとつにしても基本動作が定められており、マニュアルではドアスイッチを閉にしたあとは、ドアが閉まりきるまで指をスイッチにかけておくことになっています。これは今回のようにドアへの駆け込みがあった場合、すぐにドアを操作できるようにするためなのですが、今日のようなのんびり乗務だと、つい基本動作も手を抜いてしまいそうです。

しかし、バスの運転士に限らず、どの職種も手を抜いたときに事故は発生しますので、「基本動作をしっかりやっていこう!」と再認識した乗務でした。

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