6Apr
飲酒運転による事故が後を絶ちません。
タクシーが一瞬にして消え去った(跳ね飛ばされた)東京世田谷区の飲酒暴走事件では時速160kmで交差点に進入したと報道されています。挙句に犯人は足を引きずりながら逃走を計ったとも言われており、犯人に対する怒りを覚えた方も多いのではないかと思います。
さて、私も営業所に向う午前4時頃に信号無視の車に遭遇したことがあります。
赤信号から青信号に変わったので進みだしたところ、交差側の赤信号で止まっていた車がノロノロと進み出し交差点に進入してきました。幸い、ブレーキで回避できる速度だったのでよかったですが、事もあろうに信号無視をした側のちょっとやんちゃそうな20歳代の兄ちゃんがこっちを睨んできました。
「なんか、文句あるんか!」
日頃のストレスが溜まっている私はここぞと言わんばかりに怒鳴り… と言うことはなく睨み返しましたが、相手の顔を見ると目元を中心に真っ赤なんですよね。状況からみても飲酒運転としか思えなかったので、相手が窓を開けて文句を言って来たら「おまえ、飲酒だろ!」と怒鳴ってやろうと思いましたね。
結局、睨み合戦をするだけで通過していきましたが…
これを機にドラレコを付けたのですが、出退勤が早朝深夜になりますから、いつ事故に巻き込まれるか心配なのが正直なところです。
さて、今回の事故ですが、裁判となっても「危険運転致死傷罪」の最高刑は20年の懲役です。「飲酒で人を殺しておいて20年!?」と思いたくなるのが正直なところです。さらに危険運転致死傷罪の欠格期間は8年ですから、仮に20年の刑期を終えたら免許を取得することが可能と解釈することができます。正直、このような事故を起こしても免許が取得できるのは腑に落ちませんね。
今回は悪質性が目立つことから裁判員裁判になるそうですが、現行法でできる限りの処罰をしないと犠牲者も浮かばれないような気がします。司法がどのような判決を出すのか、2015年北海道砂川市で一家5人が死傷(4人死亡、1名重体)した飲酒事故とともに追っていこうと思います。