路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

連休は時間余りのオンパレード!

ゴールデンウィークも「あと2日」ですね。 …と言っても、私はいつも通り4勤2休(内1日は休日出勤)でゴールデンウィークを過ごしてます。

「ゴールデンウィークも仕事なの? 大変だよね!」と良く言われるのですが、ウェディングプランナーのときから「土日祝は仕事、平日休み」のシフトに慣れていることもあって、あまり気にならないのが正直なところです。それに連休中に出かけてもどこも”大混雑”なので平日休みのほうが好きな私です。

さて、ゴールデンウィークともなると路線バスを取り巻く環境もガラリと変わります。

一番印象的だったのは早朝の回送ですね。

普段は早朝と言えどもトラックやマイカーで賑わう片側二車線の国道なのですが、気が付けば走っているのは自分のバスだけという状況に「こんなに静かになるんだー、なんか映画のワンシーンでも撮れそうな感じ」と暦を肌で感じ取ったのは印象的です。

あとはダラダラ運転ですね。

祝日は休日ダイヤで運転する路線もあれば、平日ダイヤで運転する路線もあります。当然、平日ダイヤは渋滞を考慮した余裕ダイヤになっていますのでガラガラの道路ともなると時間余りのオンパレードです。一方、休日ダイヤでも路線によっては普段の土日祝より交通量は激減しますのでこちらも時間は余り気味です。

制限速度50kmの道路を40kmにも満たない速度でノロノロ走り、信号が赤になるタイミングを狙いながら運転してもバス停に到着の都度「発車時刻までしばらくおまちください」と時間調整。

まだ、片側二車線の道路だと時間調整も容易ですが、片側一車線の道路ともなると時間調整で長時間停車するわけにもいかないので、「このバス停を11分45秒に出れば、次のバス停は13分00秒の定刻で行ける」と、時間や先にあるバス停の環境(駐車帯の有無や道路幅など)を考えながら運転するわけです。

意外と思われるかもしれませんが、路線バスも鉄道のように「秒単位」で運転しているんですよ。

そんな”特殊事情”もまもなく終わるわけですが「こんなガラガラの道路状況が続いてほしい!」と思う今日この頃です。

…だって、楽ですから。

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