路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

バス運転士の支援ツール「外国語会話集」を全国の事業者に配布したそうです。

バス運転士の支援ツール「外国語会話集」を無料配布したそうです。

大型連休中日の土曜日、今日も愛知県は晴天でお出かけ日和でした。

駅前のターミナルも普段の土日より人が混んでいたような気がします。

さて、バス運転士はほとんどがマイクを装備しています。このマイクで車内・車外にアナウンスをするのですが、乗継案内、遅れの案内、運賃の支払い方法など自動放送で案内されない部分を補うツールとして活躍しています。

一応、社内では「アナウンスがメインで自動放送が補助機材」のようなスタンスでいるのですが、アナウンスの頻度・技量・話法は個人差が大きいのが正直なところです。

アナウンスと言えば「ドアを閉めます」「まもなく○○です。お忘れ物のないようご注意ください」など定番なアナウンスもあるのですが、私の場合は「運賃箱からはお釣りがでませんので、予め両替をお願いします」「お立ちの方は手すり、吊り革をご利用ください」「○○には行きません!」この3つを付け加えることが多いですね。

「お釣りが出ませんので…」は普段バスを利用されない方が多い土日祝や平日の日中、「お立ちの方は…」は立っている人がいるときは必ず、「○○には行きません!」は他路線も発着するバス停などで使っています。

そんなアナウンス過多気味の私ですが、外国人に対しては過多どころかほとんど無口(英語でアナウンスできない)になります。言葉の壁ってやっぱり大きいですよね。今日もバスターミナルで外国人を見かけたときはドキドキしてしまいました。

これがウェディングプランナー時代なら外国語を話せるスタッフを連れてくることで事足りるのですが、わずかな時間で対応しなければいけない路線バスではヒヤヒヤものです。

そんな中、「楽天トラベルが5か国語に対応した会話集を制作してバス会社に配布した」とのニュースを見かけたので紹介してみようと思います。

▼以下引用

楽天トラベルでは、高速バスマーケティング研究所の協力のもと、高速バス事業社の乗務員にアンケートを実施し、高速バスの業務で頻繁に使う会話を5か国語に翻訳。バス運転手が該当部分を指し示すだけで意思疎通が可能になる乗務員携行用の外国語会話集を制作し、希望する全国70社の高速バス事業社に無料配布した。

(レスポンス 2015.4.9)

もちろん、簡単な英語は勉強していますが、問答となると意思疎通がなかなか図れませんので、このツールは心強い味方になりそうですね。

「これ欲しい!!」

というのが本音ですが、果たして私の営業所にはあるのでしょうか??

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