路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

バス停に向かって猛ダッシュする男子生徒「止まる?」「通過する?」

テスト期間のためか、今朝は教科書を見ながら乗車する学生さんが多かったですね。

「今日は昼の便が激混みになるなぁ」なんてことを考えながら運転していたのですが、とあるバス停に近づくとバス停に向かって猛ダッシュする男子生徒の姿が

…時刻は2分遅れ。
…男子とバス停までの距離はざっと200m。
…このバスを逃すと遅刻確定!
…バス停で待っている人はいないので通過できる状態

私の頭の中は、ドラ○エやファイ○ルファンタジーなどのロールプレイングゲームでおなじみの選択コマンドがパッと浮かびます。

『通過する』
『止まる』

朝、夕方、沿線に学校がある路線に乗務する運転士なら誰しも経験があるこのシチュエーション。

正直、通過するのが基本の扱いになるのですが、ふと前方の信号を見ると青色から黄色になったので、「どうせ、赤信号なら止まるかぁ」と『止まる』を選択。

30秒ほどバス停で止まり男子生徒を拾って出発します。

結局、出発すると同時に青信号に切り替わったので「まぁ、結果オーライ」って感じです。ちなみに、その男子は他の生徒から「おまえ、ヤバかったんじゃない?」と言う感じでからかわれていたのですが、猛ダッシュのあとだったこともあり男子は真顔。

それにしても「テストだったらもう少し余裕持とうよ!」と感じた今日この頃。

ちなみに、今回はバス停に止まる選択をしたのですが、他の乗客の目線もあるので基本は通過するのでご注意ください。まぁ、地域性によりますけどね。

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