5Apr
春休みももうすぐ終わりですね。
愛知県の桜は開花はしたものの満開まであと少しと言ったところです。
そんな今朝の乗務は住宅地と駅を結ぶ幹線路線です。
正直、普段の平日ならラッシュさえ乗り切れればあとは気楽なのですが、春休みともなると学生さんや駅から都心部に向かう人などで結構混雑します。
加えて、ラッシュを過ぎると渋滞を考慮した余裕時分がなくなったダイヤに切り替わりますから遅れるんですよね。
(今日も混むのかなぁ)
そんなことを考えつつ、ラッシュ終の一本目。
案の定、バス停のたびに待っている人や「ピンポーン♪」と降車音が鳴り響きます。
まぁ、バスも商売なので乗客がいるのはありがたい話なのですが、「どうせなら、各駅停車ではなく、特急のように一つのバス停でドカンと乗降(集中)して欲しい」と思ったりするのが本音です。
ただ、バスが遅れる原因ってバス停での乗降時間より、信号待ちで遅れるケースのほうが多いんです。
これは運転している人の感覚にもよるので一概にいえませんが、今日の場合は「バス停を出発すると前の信号が黄色になり…」と、信号にことごとく裏切られて遅れが増大していった感じです。
もちろん、信号のタイミングは大体予想できるのですが、ひとつでもテンポが狂ってしまうと総崩れ(その先も信号に悩まされる)になることが多いですね。
普段の平日とは人の流れが異なる春休みならではの悩みなのかもしれません。
悩みと言うとあとひとつ「乗降が読めない」と言うものがあります。
同じ路線を何年も運転しているとバス停ごとの利用率が大体わかってきます。
「たぶん、次のバス停は待っているだろうなぁ」「たぶん、あのバス停までノンストップだろうなぁ」と言った感覚が身につくのですが、春休みになるとコレがなかなか読めないんですね。
「えっ、こんなところから乗るの!?」と驚かされることも多々。
油断大敵とは言いますが、「このバス停、利用客いたんだー」と感心させられるのも春休みならではかもしれません。