18Jun
正直、路線バスを運転することに対するイメージとしては「時間に追われる」「自転車などのマナー違反に悩まされる」などネガティブなイメージが先行しやすいのですが、たまにはいいこともあります。
朝早くに乗車した老父婦。降車後、わざわざ運転席を向いて「ありがとございます」と声を掛けてくれました。先のバス停で降車した幼稚園くらいの女の子はこっちを向いて手を振ってくれました。このちょっとしたコミュニケーションが路線バスの醍醐味ですよね。清々しい朝でした。
— 路線バス運転士@愛知 (@rosenbusnet) 2017年6月16日
これは偶然同じ便でのできごと。
あるバス停で降車しようとした高齢の夫婦。
両替に手間取っていたので「こちらですよ」と声を掛け、「お二人で運賃は500円ですので、ちょうどをこちらに入れてくださいね」と案内をします。
「ありがとうございます」と声を掛けられ降車していくのですが、降りたところでわざわざ振り向いて「ありがとうございます」と声を掛けられました。
思わずこちらも「どうも、ありがとうございます」と声が自然に出るのですが、ここまで親切に挨拶をされたのも久しぶりでしたね。
清々しい気分で出発し、しばらくすると今度は母親と幼稚園くらいの子供が降車していきます。
「こっちだよ!」と運賃箱を指差し、子供が運賃箱にお金を入れます。
(これはよくある光景ですね)
そして、ドアを閉めて出発しようとすると、歩道でこちらを向いてバイバイと手を振ってくれています!
私もバイバイと手を振って出発させるのですが、正直、同じバスでもマイクロバスや観光バスに手を振ってくれる子はなかなかいませんが、路線バスに手を振ってくれる子はたまにいます。
これが路線バスの運転士をやっている理由のひとつな気がしますね。