路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

「暴風警報」と運転士の意外な関係!?

今日は台風の一日でした。

愛知県は午前9時頃に台風が上陸したので久々に『ラッシュ直撃』となりました。

ただ、乗務自体は「思ったほど影響は無かった」と言うのが正直な感想です。と言うのも、暴風警報が発令されていた影響で学生の利用が無かったことが大きいですね。

ふと、中学や高校時代のことを振り返ってみたのですが、今日みたいに暴風警報が発令されていたときは臨時休校にテンションが上がりましたが、みなさんもそんな経験ありませんでしたか?

ちなみに愛知県では午前11時までに暴風警報が解除されるとお昼から授業があり、解除されなければ完全休校となるので「解除されないで!」と願っていたのを思い出しましたね。かれこれ何十年以上前の話ですけど(^_^;)

暴風警報が解除されるタイミングによっては…

さて、学生さんにとっては暴風警報の発令や解除のタイミングは「一大事(?)」となるのですが、社会人になると暴風警報が出たから臨時休業になると言うわけでもないので、正直なところあまり気には留めませんよね。

ただ、バス運転士は意外なところで暴風警報の影響を受けます。

それは先程から書いている学生さんの動向です。

実は、9時・10時など中途半端なところで警報が解除されると、運行本数の減ったデイタイムダイヤに客が集中するのでバス車内はごった返し、最悪乗り切らない状態も発生するわけです。

これが都市部など高頻度(5-10分間隔)で運転しているような路線なら気が楽なのですが、30分に1本・1時間に1本のローカル線ともなると「次をお待ちください…」と言いにくいのが正直なところです。言わなくても乗れないのは見ればわかるのであきらめる方が多いですけどね。

かと言って、暴風警報が解除されるのと同時にバスを増発すると言うのも難しい話です。

台風が接近すると学生さんは「暴風警報よ! 解除されないで!」と祈るかもしれませんが、私も担当する路線や時間帯によっては同じようなことを思っています。

少し冗談めいた記事になってしまいましたが、台風による災害が無ければ幸いです。

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