路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

クラクションで応戦してきた車。運転していたのは…

何かとトラブルになるクラクション。

特に路線バスのクラクションは何かとクレームになるので運転士も気を使います。

そんな中、とある交差点で右折待ちをしていた私。交通量が多いので右折の矢印信号が点灯してから右折をはじめたところ、左折車が信号を無視して突っ込んできます。「よくある黄色で強引な…」と言うより完全な信号無視でしたね。

さすがにこちらもスタートしてからのことなのでクラクションを鳴らしてブレーキを踏んだのですが、なぜか相手もクラクションで応戦してきます。思わず、「なんだ!? こいつー!」と”心の中で”怒鳴ったのですが、ふと対向車を見ると運転していたのはまじめそうな若いお姉ちゃん。恐らく、20歳代事務系って感じですね。

ハンドル握ると性格変わる人の典型かもしれませんが、これが大型トラックやダンプだったらクラクション以前に無理に突っ込んでこないでしょうから、このときほど「路線バスってこんなもんかー」と感じたことはありません。

あと多いのは、交差点での飛出しです。

一旦停止を無視してバスの前に飛び出す車

多くは一旦停止規制のあるところなのですが、一旦停止することなくこちらをチラッと見ただけで突っ込んできます。今では「あなた、突っ込んでくるでしょう。」と言うスタンスで運転していますので急ブレーキを踏むことなく回避できるのですが、自転車や歩行者がいたら絶対「出合い頭の事故」になるケースですね。これ結構多いので怖いですよ。

このように気を使って下手(したて)に運転しても横着な車は絶えませんからなんとも嫌な気分になります。このあたりは公営バス・民間バス関係なく運転士共通のストレスかもしれませんね。

こんなことがあると、「路線バスのドラレコ映像をもとに検挙できるシステムにならないかなー」なんて非現実的なことをつい想像したりします。

前から書いているのですが警察力が限界なのであれば、「路線バスが…」とは言わないまでも、海外のように民間企業による交通違反の摘発も採用してもいいかもしれないですよね。

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