路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

バスの運転士は「高給」って本当?

いよいよ10月、秋本番になりましたね。

お昼こそ少し汗ばむ暑さなのですが、朝晩は16℃・17℃と肌寒さを感じるほどで、制服も半袖シャツから長袖シャツに切り替えた運転士が多くなりました。

さて、ブログ更新が数日ぶりになりましたが、ここ数日間は「翌日の勤務まで8時間しかない」と言う勤務が続いていましたのでブログの更新どころでなかったのが正直なところです。この前もツイートしたのですが、中休や転回場での休憩時間は爆睡モードでした。

それにしても、公共交通は朝と夜が運行のピーク(人と車両が多く稼動する)だからと言って「運転士が睡眠不足でいいの?」と思いますね。

頻繁に書いているのですが、路線バスはストップアンドゴーが多く、アナウンスやドア開閉など”覚醒”する要素が多いので睡魔に襲われることは少ないのですが、高速バスや夜行バスを運転している人は大変だと思います。(他人事のように書いていますが、高速バスや夜行バスの仕事が来る可能性もゼロではありませんので怖い限りです)

バス運転士の年収は?

そんな中、週末の休憩時間にyahooニュースを見ると『いくら稼げる? 129職業の年収ランキング(日経DUAL)』という興味深い記事が掲載されていましたので少し紹介してみようと思います。

タイトルのとおり職業別の年収をランキング形式で示した記事で、厚労省の「賃金構造基本統計調査」と呼ばれる調査が元になっているそうです。これによると「営業用バス運転者」の平均年収は約455万円(月給約32万円+賞与66万円)だそうですよ。

ちなみに、他の業種に目を向けると、キャビンアテンダント478万円、看護師473万円、保育士316万円、理容美容師262万円だそうですから、金額だけ聞くと「えっ、バス運転士って結構いいじゃん!」と思われるかもしれません。

しかし、一口に営業用バスと言っても、路線バス・高速バス・観光バス・通勤バス・通学バスなど色々なタイプがありますし、公営と民間では給与水準や勤務スタイルも大きく異なります。さらに、残業時間・休日出勤・勤続年収などの関係もありますから、平均年収だけ見てバス運転士に憧れを抱くのは危険だと言えます。

実際、私の年収は400万円にも満たないので「この記事、本当?」と感じたのが正直なところですし、かねてから指摘されている公営と民間での給与格差が大きいことも問題だと感じましたね。

公務員の異常な世界(楽天ブックス)

ただ、高給と思われるかもしれませんが、サラリーマンなど異なる生活リズムを強制され、人命を預かっている職種であることを考えると455万円と言う年収は”妥当”だと思います。

しかし、私がこの年収レベルに到達するにはまだまだ時間がかかりそうです。

もしかしたら到達しないかも!?

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