9Oct
最近の早朝出勤は「涼しい」のを通り越して「寒い」と言う感じです。
それに、始業点検(大体4時台・5時台)も夏場は明るかったので懐中電灯も必要なかったのですが、さすがに懐中電灯なしでは点検もおぼつかなくなりました。
そんな早朝出勤は始発ともなると4時台の出勤や回送となるのですが、個人的に回送中に気に留めているのが今日のテーマである「車外スピーカーの音量」です。
路線バスに限らず、大型車の多くは左折時に「ピンポーン♪ 左に曲がります」と言う左折巻き込み防止の放送システムが搭載されています。
この装置はウィンカーに連動しており、左ウィンカーを出している間は「ピンポーン♪ 左に曲がります」を繰り返すのですが、正直、朝5時の住宅街では気を使います。
ちなみにこの装置はメーカーによって警告音・文言・機能は異なり、ヘッドライトONに連動してボリュームが抑えられる「周囲に気を使った」機能を搭載した車両が存在する一方、最小ボリュームでも”爆音”と言う車両も存在します。
幸い、私が乗っている車両はボリュームコントロールが付いていますので、始発に乗務するときは出庫前にボリュームを確認してから出発します。(前日昼間に走っていた車両だと大体ボリュームは大きめなので最小にします。)
同じように始発の停留所でドアを開けて出発を待っているときは「お待たせしました。このバスは○○行です。」と言う車外放送が繰り返されますので、時間と場所によっては放送停止ボタンを押して再生を止めると言った配慮をしています。
このあたりは事業者によってマニュアル化されているところもあるようですが、便利な機能も時と場所によっては迷惑になってしまうと言うことですね。
余談ですが、救急車の「ピーポーピーポー♪」と言うサイレンの音ですが、高い音程と低い音程の二種類があるのはご存知でしたか?
ちなみに、通常は高い音程を使用し、早朝深夜の住宅街など騒音に配慮するときは低い音程を使用するそうです。
と言うのも、サイレンは保安基準で最低音量が決まっているそうですが、低い音程は保安基準内でもっとも音量が小さく聞こえる(騒音となりにくい)ように設計されているそうです。
バスにせよ、救急車にせよ、音が出る車はそれなりに苦労しているわけです。
…走り屋は除く。