路線バス運転士になった元ウェディングプランナーの乗務日誌

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路線バス運転士こーくんのブログ

珍しく? 夜の回送は絶好調です。

秋に入り”暖房”を使い始めました。

昼はさすがにまだ冷房を使っているのですが、ラッシュもピークを過ぎた20時台ともなると冷房では寒すぎる感じです。さすがに半袖シャツ(夏服)は来年に向けてタンスにしまいましたね。

さて、よく道路に温度計が設置されているのを見かけたことがあると思います。

大体の機種は温度とともに「スピード注意」「交差点注意」「カーブ注意」などと言う注意喚起が電光板で表示されるのですが、この温度を見ると季節の移り変わりを肌で感じることができます。特に「凍結注意」なんて表示を見ると冬を感じます。

この時期、昼間は23℃と表示されていても、早朝深夜ともなると10℃とか14℃と冷え込みますので、運転席の窓を開けて走っていると「寒っ!」っとなります。

以前から書いているのですが、愛知県と言っても都会と呼べるのは名古屋市くらいで、その他の地域は駅中心部こそ賑わっているのですが、少し離れると海・山・田園と田舎の風景が広がります。当然、海や田園は風通りが良く山間部は空気が澄んで冷え込みます。

こんなときの夜間回送はまさに『地獄』ですね。

終点から車庫までの回送時間(走行時間)は路線によって異なるのですが、短い路線で10分くらい、長い路線ともなると1時間もかかります。

車庫まで近い路線だと何ともないのですが、距離が長い路線ともなると「実車を終えた安心感」「室内灯が消えた暗い車内」「暖房による心地よさ」と睡魔に襲われる条件が見事に重なります。

とは言っても、夏は暑さの疲れが夜に出て睡魔に襲われることもありましたから、正直、睡魔は季節に関係ないのでしょうが…

季節に関係ないとは言っても、睡眠不足など体調は大きく関係しますね。

数日前、以前乗務した終車を含む行路と同じ行路に乗務することになったのですが、今回は睡魔に全く襲われることなく車庫までノンストップだったのに対し、前回は睡魔に襲われまくり途中のバスポケットに停車させ外に出て体を伸ばしたり、眠気スッキリシート「ギラギラ君」を使ったりと睡魔と格闘していました。

そう考えると、今回は前日はしっかり寝ましたし、実車中のストレスもなく終車後の疲労も少なかったですからノンストップで行けたのだと思います。

正直、体を伸ばしても運転を再開して10分と経たずに睡魔に襲われますから、最終的には「寝る(仮眠)」以外方法はないと思いますね。

ちなみにどうしようもないときは数分だけ仮眠します。旧ブログで書いたことがある「マイクロスリープ」と言うものです。ほんの数分でも結構効果があるんですよ!

みなさんも早く帰宅したい気持ちはわかりますが、夜間運転にはご注意を…

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